約30分(2004.11月 制作) 
山本安幸さんプロフィール
株式会社エフエム雪国 取締役放送局長  
新潟総合テレビ(フジテレビ系列)アナウンサ
ーを経て、(株)雪国まいたけ 取締役に転身。
平成10年 エフエムゆきぐにの立上げに参画。
放送局長として現場を取り仕切る。平成10年ギ
ャラクシー奨励賞、平成14年同選奨受賞。現在
も『地域ラジオは生活応援歌』をコンセプトに
地域密着の放送を続けている。 
1本の電話がきっかけだった。
今回の新潟中越地震で、広告マンだった頃新潟県でお世話になった方々にお見舞いの電話やメールをしたところ、ほとんどが下越地方の方だったので無事だった。唯一、中越地方で活躍している山本さんのことが気になっていた。山本さんは私が新潟支社勤務時代に、お得意先の取締役としてお世話いただき、今はコミュニティーFMラジオの放送局長をつとめていらっしゃる。ある日、思い切って山本さんの会社に電話してみた。受話器の向こうに元気そうな声がした。(よかった。ご無事だった)と思った瞬間耳を疑った。「会社は大丈夫・・・・でも長岡の自宅がズタズタ・・・今家族はバラバラに避難している・・・自宅の修理は春までメドがたたない・・・」愕然とした。新潟中越地方の地震が、あっという間に新聞・TVを飛び出し身近な「恐怖」となった。他人ごとではなく「自分ごと」になった。
全国各地の方々へ
私たちは山本さんのいる六日町(現在合併して南魚沼市)に飛んだ。その教訓を東海地震が起こると言われて久しいこの地域のみでなく、日本各地の方々へのメッセージとするために。このレポートは、新潟県南魚沼市のコミュニティーFMラジオ「エフエムゆきぐに」の取締役放送局長の山本安幸さんの体験談を柱に構成した。その中には多くの示唆が含まれている。
その後私たちは被害が大きかった地域をこの目で確認すべく十日町市、小千谷市、川口町を撮影した。中には背筋が凍るような光景もあった。でも元気に助け合う被災民の姿もあった。頼もしかったのは自衛隊のクルマ。そして何よりうれしかったのは全国各地のナンバープレートの救援車両。日本はまだまだ捨てたもんじゃないぞ!と小さくガッツポーズした。
マスメディアと自治体の方々へ
最後に山本さんの話とは別に、私たちの直面した体験と取材から提言を記載した。マスメディア関係者の皆さんと、自治体の首長の方々、防災関係者の皆さんに是非ご覧いただきたい。

このレポートは単発ではなく、今後も継続して取材していきたいと考えている。 
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平成16年11月4日
JCBA全局への被災局メッセージ
エフエム雪国
地域のコミュニティFMラジオをお聴きのリスナーのみなさん、

今回の新潟県中越地震の震源地に近い南魚沼市六日町のFMゆきぐに放送局長の山本です。
全国からたくさんのお見舞いや励ましのメッセージをいただき大変ありがとうございました。
FMゆきぐには新潟県の首都圏への玄関口で、このエリアは幸い大きな被害はなくライフラインも早く回復し、もとの生活に戻りつつあります。

しかし、車で30分ぐらいの隣の十日町市は被害が大きく今も避難している人がいます。
十日町市は災害FM局の認可を受け市民に向けて災害関連や生活情報を送り続けていますが、この放送への人員派遣や機材の提供などをFMゆきぐにが協力しています。人員が割かれるため通常の番組制作体制が不十分となり近隣局や関東の局から応援をもらっています。

また、全国の各局からラジオの提供が相次ぎ十日町市や長岡市・小千谷市の被災者の方々に届けています。

現地はまだ余震が続き、今また震度4の揺れがありました。これから訪れる冬を前に不安な思いでいっぱいですが、各地からの温かい言葉に励まされライフラインも徐々に回復し少しずつ明るさも見えてきました。けれども阪神・淡路大震災と同様に被災者にとってはこれから険しい道のりが待ち受けています。これからも息の長いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

この度のお見舞いや励ましに対し心からお礼を申し上げます。


          (番組の中でも取り上げられた山本さんのメッセージ)